内股日記

遠い北国での生活つれづれ

映画

ボヘミアンラプソディ(2018)米

鑑賞者参加型(手拍子、歌ok)の公演もあるとのことで、これはやはり、映画館で観るべき作品だと思う(我々は通常版を観賞)。 2h15minという長編であったが、長さを全く感じさせないほど展開が速く(音楽のシーンも見どころであるし、クイーン結成から再結成後の…

1999年の夏休み 感想

『トーマの心臓』を期待して観た所為か、少しがっかり。金子監督が触発されて撮った別の作品と考えた方がよいだろう。 『トーマの心臓』にあるような、文学的、哲学的、また心理学的な深みは感じられなかった。『トーマ•••』の構図を使って撮った、監督のメ…

別れの曲と近親相姦

映画 さびしんぼう(1985) をまさに十余年ぶりに観ました。大号泣! 私はいつから打算的な恋愛しか出来なくなってしまったのだろう、と汚い大人になってしまった自分を悲しく思いました。いつかまた私に、純粋に人を恋ることの出来る日はくるのだろうか。 シ…

紳士は金髪がお好き

マリリンモンロー主演の映画を初めて真面目に観た! この人の魅力は、美しい顔、豊満な肉体、そして声だ。この美貌、それでいて少女の様な舌ったらずな喋り方をしたモンロー。このギャップが、数多の男たちを虜にしたのだろう。女(に限らないが)を構成する要…

赤線地帯と東電OL

赤線地帯 という50年代の映画を鑑賞。若尾文子の顔、好きだなあ。 舞台は、戦後赤線の或る売春宿。こういうのを所謂、群像劇というのだろうか。そこで働く売春婦たちは、それぞれの事情を抱えている。淡々と描かれているが、内容としては重く、鑑賞後、多少…